スパンコールみたいな輝きで

一瞬だからこそ心に残るものもある

3月5日

最初に書きます。私が彼に出会えてからの3年はかけがえのない宝物です。たくさんの人との出会いと、楽しい記憶が詰まっています。

だからこそ気持ちを消化するのに少し時間がかかりそうです。人によって応援の仕方は様々だと思っています。みんながおめでとう!って言わなきゃいけないなんて思っていません。

時間をかけて心からおめでとうって言える日のために。今の素直な気持ちを個人的に書きました。





仕事が忙しくてSNSを見てないときにたまたま友人からきたLINEが最初の一報だった。てっちゃんおめでとうだね!

何?また何かアンバサダーでも決まった?と思ってツイッターを見たときの衝撃ったら。


EXILE TETSUYA  入籍!!』

お相手は1つ年下の女性、夏頃には第一子誕生!



ちょっと待って。何?

何の話??結婚?しかも妊娠してる?

夏には子供?


昼休みに郵便局に来てて、視界が滲んだ。まずいまずいと思ってとりあえずニュースをシャットダウンした。会議も打ち合わせも仕事もパツパツな日だった。

集中したかったのに午後からずっとニュースで頭が埋め尽くされてしまい、どうやって仕事してたのか定かではない。会議中に何度も涙腺にくるのを我慢して、夜に友達に泣きついて電話をした。バカみたいに泣いた。会社の非常口で春先の暖かさを感じながら子供みたいに泣いた。あんなに声上げて泣いたの久々だった。

おかげ様で徹夜で仕事しました。効率が落ちるを体感した!!こわいー!


EXILE TETSUYA さんの存在をちゃんと知ったのは2016年のSECOND再始動の時だった。当時好きだったパークダンサーが結婚報告をして、これから先の仕事もあまり決まってない所にこのタイミングか…と思ってた時だった。彼と同じタップダンスに、こんなにも大きなステージで1人で客席を惹きつける人がいるのかと、体が雷に撃たれたような衝撃を今でも覚えている。

私が毎年やっている仕事の日と秋のDEFはガッツリ被ってて、仕事を変えた。案外ハマってからの行動の思い切りが良くて、自分でも振り返ると笑ってしまう。そのくらい久しぶりに夢中になった人だった。


『人として生き方も尊敬できる大好きな人』


彼に対する気持ちはたぶんこれが一番シンプルな言葉だった。成功を掴むために努力を惜しまない。好きな事も毎日続けて3年やれば仕事になる、なんていうのを有限実行してる人を私は彼の他に知らない。

仕事を楽しんでいるプロ姿勢とか、ダンスに対する思い、人に対する優しさ、子ども達と踊るときの幸せそうな顔。笑った時の笑い皺とか本当にたまらなく好きだった。


この人みたいに頑張りたい!

私が仕事で挫けそうになった時に、いつも心の支えになってくれてた人だった。どんなに忙しくても辛いみたいな事言わないの本当にすごいなと思ってた。特に大学院通ってた時期。テレビも出てる、ライブもある、ラジオもある。いつ寝てるんだろう?!って友達と話したことが何度もある。

パラリンピック系の仕事、ライジンサンプロジェクト、社会貢献活動にも力を入れていて、仕事にのめり込んでいるイメージが強かった。


だからこそ今回の報道を聞いて唐突さに驚いた。今まで一度も熱愛報道が出なかった人。プライベートをシャットアウトして、夢を見せてくれる人だった。

出産の時期を考えると、ツアー終わるまで待ったからこその発表なのはわかった。今年はDEFもSECONDも予定が不確定だった。ふと4月以降の事を考えた時に、自分のウエイトも少し見直そうかと思ってた。そんな時期に舞い込んだニュースだった。


祝いたくないわけではないけど、頭でわかってても気持ちがついて来なかった。ファン歴は浅いけど、だからこそ彼のパフォーマンスをたくさん観れるときに見たいと思い、色々な事を調整して時間を作ってきた。熱量をかけてきたものがぽっかり穴が空いてしまった。どうしたらいいのかわからなかった。


もう少し好きなことが分散してれば良かったのかもしれない。私は0か120かの人間なので、のめり込むとそれしか見えなくなる。大好きな人の幸せを願ってきた3年間だった。だからこそすぐおめでとうって言えなかった自分にもビックリして余計に気持ちがぐちゃぐちゃになった。


子ども欲しいってずっと言ってるのも知ってたし、自分が付き合えるなんて思ってない。でも今回で2度目なのだ。推しが結婚してみんなの誰かが、誰かの1人のものになった。私だって裕福ではない。ふとした時にチラつく現実としての存在に間接的にお金を出している、あのなんとも言えない感覚が耐えられなくて降りたのだ。

まだまだずっと応援していきたい人だからこそ、自分の中で今回折り合いがつくのか怖くて仕方ない。前回は気持ちが負けてしまったから。


でも、TETSUYAさんのダンスは本当に好きなんだ。理屈じゃなくて、私の一番星でスーパースターは彼なのだ。

彼のおかげで私ができるようになったこともたくさんある。代表的なのは


・スケジュール管理

・有限実行


感化されやすいからこそのいい影響力だった。おかげさまでなんとなくここならライブに行ける!のギリギリをここ数年攻めてきた。エグユニであなたの夢はなんですか?と白紙のページとペンを渡された時を思い出す。あそこに書いた夢はこの3年で、半分叶えた。モチベーションを上げてくれていたのはやっぱりTETSUYAさんで、彼のファンとして恥ずかしくない自分でありたい。そう思わせる人だったのだ。


だからこそずっと好きでいたい。完全に自分の折り合いの話なので、おめでとうって素直に言える人は尊敬します。

私のこの寂しいっていう気持ちと、上手く整理がつきますように。楽しかった思い出は数え切れないほどあるので。


でも、冒頭にも書いたけど、応援の仕方はファンの数だけあると思ってます。無理におめでとう言わなくていいよって言ってくれた友達にも感謝してます。自分に無理をせず、正直に楽しめるようになればいいなと思います。

長々と読んでいただきありがとうございました。